FC2ブログ

BLEACH・朽木ルキア総受至上主義!ただただルキアを激しく萌え愛でて溺愛しているブログです。あと時々猫の話。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エネルギーチャージ、略してエネチャージ完了!(・・・と書いたけど、実はスバオタ)

行けなかったスパコミの新刊を手に入れて、超上機嫌なわたくしですv( ̄Д ̄)v イエーイ

ということで、追記よりイチルキパトレイバー妄想後編です。

 ↓↓↓↓↓↓

「痛って~、 あの怪力女め、思いっきり叩きやがって・・・」

休息室で赤く脹れた頬をさすりながらぶつぶつと文句を言う一護に、花太郎はカップに淹れたコーヒーを差し出す。
さんきゅ、と受け取ったものの、熱めのその温度が打たれた頬の内側に沁みそうで、一護はマグカップを手にしたままモゾモゾと足を組み直した。

第三小隊一号機のレイバー運搬を受け持つキャリア担当・山田花太郎は、大多数から損な役回りと貧乏くじを押し付けられるタイプだ。よく言えば真面目でおとなしいイイ人、悪く言えば気が弱い天然のヘタレ。
それでもその能力は確かなものだし、人を和ませる雰囲気を持つ彼は一護とルキアという気の強い二人と上手く噛み合い、優秀なチームの運営に一役を買っていた。

「一護さんが悪いんだから、しょうがないですよ」

そう言いながらも、強く責めはしない花太郎に、一護の気が緩むのも仕方ないのかもしれない。
座っていた椅子を後ろに傾け、ブラブラと揺れながら愚痴をこぼす。

「そりゃそうかもしれねえけど、こっちにだって事情があるんだよ」

自分が悪いからこそ公に言えない言葉は、出始めたら止まらない。

「確かにあいつの状況判断とかさ、すげーなって思うことあるけど、結局ルキアはレイバーに乗ってねえし。乗ってないやつにはわかんないこともあんだよ。偉そうに言われたかねえよ」
「ルキアさんはレイバーに乗ってましたよ。少し前まで」
「え・・・・」

うっかり口をついてしまった、という態の花太郎の言葉に、一護の動きが止まる。

「乗ってた?あいつが? パイロットだったのか!?」
「・・・はい」
「いつ!?」
「僕がこっちにくる前だから、3年前までです。」
「そんなの全然聞いてねえよ・・・ びっくりしたー」

驚いたはずみでうっかり後ろに倒れそうになった椅子を戻し、一護は花太郎に向き直った。

「で、なんでレイバー降りたんだ?」

それは予想もしなかった展開に驚きつつ、軽い気持ちでした質問。
厳しい搭乗資格と適性が必要なレイバー乗りは、基本異動がない。それでも物理的な理由であったり本人の希望であったりという様々な事情で、レイバーを降りていく者は確かにいたから。
だがその質問に対し、花太郎が気まずそうに眼をそらしたことで、そこに簡単に流せないような奥があるのだと気づく。

「なあ、なんでだよ。知ってんだろ?」
「そ、そんな詳しいことは知りません」

一護に詰め寄られた花太郎は、最初渋ったものの一護の勢いに押され、ため息とともに話し出す。
心の中では、咄嗟にルキアの擁護をしようとして余計なことを言った自分の浅はかさを後悔しながら。

「本当に僕も詳しいことは知らないんですけど・・・ 3年前、二課で作戦中に事故があったらしいんです」
「事故ってどんな?」
「わかりません。実は正式発表は何もなくて、ほんとのとこ、事故かどうかも分からないんです。公にできない理由が何かあったんじゃないか、という推測も流れてました」
「ふーん・・・ まあ警察も結構胡散臭い組織だしなあ」

肯定も否定もしにくい一護の言葉に花太郎は苦笑するしかなく、自分用にいれた日本茶を一口すする。

「当時、僕は警備部の医局の方にいたんですが、課長の浮竹さんとは面識があったんです。ほら、あの人医局の常連じゃないですか。で、浮竹さんから直に二課に来ないかって誘われて、それで僕は異動してきたんですけど・・・」

そこで、花太郎は言いにくそうに、いったん言葉を切った。
が、一護は何も言わずその続きを待っていたので、花太郎も諦めた様に話しを続ける。

「その時に浮竹さんから言われたんです。『辞表を出してる子がいる。でも彼女は優秀で、なんとしても引き留めたいから、彼女の力になってやってくれないか』って。それがルキアさんだったんです」

花太郎は一気に話終え、まるで肩の荷が下りたとでもいうように小さく息を吐いた。
きっと彼は彼で、心配している人のことを誰かにこぼしたかったのかもしれない。

「レイバーを降りたというのは、浮竹さんから聞いていました。 でもルキアさんは、僕と会った時から今までそれを一言も言いませんし、そんな素振りさえも見せません。昔からずっと二課にいる人も、誰もそのことを言わない。だから、僕も言ったらいけないことだったのかもしれません。なのに」
「別にいいんじゃねえの?」

頭の上から聞こえた一護の言葉で、花太郎は自分が知らぬうちに、うつむいてたことに気づいた。
顔を上げると、声の主はいつもと同じ顔。眉間に皺をよせつつ、それもいつものことで、そこに深刻な雰囲気はない。
まるで、それは大したことじゃない、とでもいうように。

「いいんじゃねえ? お前はちゃんと浮竹さんから聞いたんだし、別に口止めされたわけじゃないんだろ?堂々としてろよ。俺だって誰かに言いふらす気もねえし、お前から聞いたこともわざわざ言わねえよ。・・・ただ、あいつにはあいつの事情があるってわかったから、もうああいうことは言わない。悪かったよ。」

怒ったような困ったようなそれでいて優しい口調に、花太郎は救われた気持ちで小さく礼を言った。

「そうですね。ルキアさんの力になりたいって思ったのに、僕が落ち込んでいたらダメですよね。 浮竹さんが言ってたんですよ。僕とルキアさんは必ず気があうだろうし、ルキアさんは絶対僕のこと気に入るって。だから僕も・・・・あの、いひごさん、いひゃいです・・・」
「あ、すまん」

ほんのりと赤くなった花太郎の頬をギューッとつまんだ一護が、今気づいたというようにぱっと手を放した。

「なんなんですか、いきなり。痛いなあ・・」
「すまん。なんか急に、こう・・・イラッと・・・・」

手をわきわきと動かしながら謝る一護に対し、花太郎は涙目でつままれた頬をさする。

「もう、一護さんまで阿散井さんと同じことするんだから」
「阿散井が? ・・・・て、誰だっけ?」
「一護さん、いい加減、人の名前と顔を覚えましょうよ・・・・」

頭の中は間違いなくクエスチョンマーク満載と分かる一護に、花太郎が脱力する。

「第一小隊、一号機の指揮担当・阿散井恋次さんです。赤毛の・・」
「あー、そういえば、すげえ目つきの悪い赤い派手なヤツがいたな」

それに対し花太郎、一護さんも人のこと言えません、という言葉はさすがに飲み込む。

「なんでここに、そいつが出てくるんだ?」
「阿散井さんは、ルキアさんがレイバーに乗ってた時の指揮担当だったんです。すごく優秀なチームだったとか。僕がルキアさんとチームを組んだ時、ルキアさんのこといろいろ心配して僕に様子を聞きに来たりしてたんです。その時、浮竹さんに言われたこと言ったら、なぜか一護さんと同じことを・・・」
「ふーん・・・同じこと、ねえ・・・」
「なんでもルキアさんとは幼馴染らしいですよ。心配なんでしょうね。ルキアさんも未だによく阿散井さんの心配してますけど、チームが変わってもすごく仲よくて・・・だからいひゃいですってば、いひごさん」

さっきとは反対側の頬をつまんだ一護に、花太郎は抗議の声を上げる

「すまん、なんかついつい・・・」

やっぱり手をわきわきとさせて、気持ちのこもってない謝罪をする一護に花太郎は半ば呆れ、それ以上余計なことは言わないことにした。

「ルキアさん、阿散井さんを心配してるって言ったけど、それ以上に一護さんを心配してますよ。本当は一護さんだってわかっていますよね?ルキアさんが手をあげたのは、レイバーの破損じゃなく一護さんの怪我を心配してのことだって。ルキアさんは、何より、一護さんを傷つけたくないんですよ。」

そんなことわかってる。
でも素直にそれを言うことができず、気まずそうに視線をそらして一護はコーヒーを一気に飲み干す。
とうに冷めたと思っていたそれはまだ温かくて、痛みが引いたはずの頬からはちりちりとした感覚が伝わってきた。

「ちっ、ホントに痛てーな・・・」

思わぬ感覚に舌打ちしながらもそれしか言えず、一護はそっと頬に手を当てその感触を確かめた。


                                    おわり




自分の中ではいろいろ設定しちゃってるのですが、続くかどうかは・・・どうかな・・・
パトレイバー実写版2巻を見たら、また滾ってかいてるかもしれません。
アニメのパトレイバーもうちにあるんだけど、LDだから見られないんですよね。ハードはあるけど、今の大きい液晶TVで見るとびっくりするほど画像が荒いんですよね。
昔はテレビ小っちゃかったからねえ・・・・




スポンサーサイト
コメント
かなえ先生、ガンバ!
気になるわー! 続けてー!!
お恋ジくんまで出て来たら、最後まで読まずにいられな~い★
期待してまっす♪  パトレイバー……、詳しく知らない……。
2014/05/15(木) 05:40 | URL | ふわふわ #h.RW8IYQ[ 編集]
不破不破ちゃん
レスがっ!レスが遅くなってしまってごめん!!
(送ったつもりが反映していなかった・・・orz なんか私、こんなんばっか(T_T))

パトレイバー知らなくてもわかるかな?大丈夫?
もうかなり昔のマンガになっちゃってるけど、おもしろいのは間違いないと思います。
私もこれから読むよ!
続きは・・・・書けたらいいなあ!ぐらいで(笑) 
2014/05/27(火) 23:21 | URL | 小鳥遊かなえ #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

小鳥遊かなえ

Author:小鳥遊かなえ
一推しキャラはもちろんルキア。でも基本女好き。猫飼い。
BLEACHは2009年末からと出遅れてはまりました。
同人歴は無駄に長いのですがオンラインは初めてなので、何かありましたらいろいろご指導下さい。オフはここ数年は交通ジャンルです。
MIXIにもいるので、見かけたら声かけてね。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク (BLEACHサイト様)
リンク (BLEACHサイト様)
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。